• 026-222-2000 〒381-0022
    長野県長野市大豆島542-1
  • ※診察の込み具合によって、受付終了時間が早くなる場合があります。
    診療時間 日祝
    9:00~12:00
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消化器内科〈おなかの病気〉

消化器内科について

対象疾患

以下の疾患に対して専門的な診療を行います

  • 逆流性食道炎
  • 食道裂孔ヘルニア
  • 慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍
  • ヘリコバクターピロリ感染症
  • 機能性ディスペプシア
  • 炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎)
  • 慢性便秘症
  • 過敏性腸症候群
  • 大腸憩室症
  • 虚血性腸炎
  • 胃がん
  • 胃ポリープ
  • 大腸がん
  • 大腸腺腫(ポリープ)
  • 胆石症
  • 胆嚢ポリープ
  • 脂肪肝
  • 肝機能障害
  • 慢性肝炎
  • 膵炎など

外科治療・内視鏡治療後のフォローアップ

  • 基幹病院での外科治療・内視鏡治療後のフォローアップの方にも対応いたします。

ピロリ菌感染症

  • 小生が消化器外科医となり、消化器病、特に胃粘液の研究を始めた1994頃からは胃がんの原因ではと話題となり始めたピロリ菌ですが、現在では、ピロリ菌は周知された感があります。ピロリ菌により、様々な胃の病気になりやすくなります。
    特に次のようなリスクを引き起こすため、注意が必要です。
    1. 慢性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍の原因となります
    2. 胃がんになる確率が20倍以上なると言われています
    3. 胃MALTリンパ腫といった胃の病気にかかりやすくなります
  • 多くの人がピロリ菌に感染しているなか、感染した人がすべて胃の病気を発症するわけではありませんが、胃の病気を発症した人はピロリ菌に感染している確率が高いです。
  • ピロリ菌の検査には、試験薬を内服した後で息(呼気)を集めて調べる「尿素呼気試験」や、胃カメラで胃粘膜をすこし採取して顕微鏡で調べる検査、血液検査や検便による抗体検査などがありますが、どれも体に負担が少ない検査方法です。なお、保険診療でピロリ菌の感染診断および除菌治療を行うには、内視鏡検査によって胃炎と診断されていることが必須となります。
  • ピロリ菌は、感染してしまうと自然治癒することが難しい細菌ですが、ピロリ菌を除菌する薬を1週間飲むことでほぼ除菌することができます(除菌率は90%前後ですが、2次除菌のチャンスがあります)。
  • 当院では、ピロリ菌の検査から除菌までの診療を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

便秘でお悩みのかたに→便秘外来はじめました

  • 便秘は小児をはじめ若い人から高齢の人まで どの年齢層でもみられる疾患です。
    性別では 女性のほうが男性より多い傾向にあります。女性は10代の思春期から便秘になる人が多く その後は大体一定しますが、60代以降から右肩上がりで増加します。男性は若い時には便秘で悩む人は多くありませんが、60 代以降は女性とほぼ同じくらい便秘になる人が増えていきます。最近排便機能が低下する高齢者が増えてきており、今までの便秘薬と違った対応が必要となってきております。
  • 以前、便秘の治療薬はセンナやマグネシウムが大部分でしたが、最近、長期使用することでその副作用が問題となってきました。新しい作用機序の治療薬 アミティーザ®が2012年に発売されて以来、リンゼス®、グーフィス®、モビコール®といった新しい治療薬が使用可能となり、治療の選択肢が広がりました。いままで便秘に悩まされてきた方や 従来の薬では効果がなかった方には朗報です。
  • 漢方薬も重要な選択肢の一つです。漢方薬は センナを含むもの含まないものなど 種類も多く、患者さんの症状にあわせて処方が必要です。
    適切な薬剤を選択するとともに、排便習慣や食習慣も考慮しながら治療を行ないます。
  • さらに 症状によっては、大腸癌などの器質的な疾患を除外するための大腸内視鏡検査が必要なこともあります。当院では希望に合わせて院内での下剤の服用や、鎮静剤を使用した患者様にやさしい大腸内視鏡検査を施行しておりますので安心して検査を受けられます。
  • 便秘でお困りの方はぜひご相談ください。

便潜血検査陽性のかたへ

便潜血検査陽性のかたへ
  • 大腸がんは、男性では肺がん、女性では乳がんに次ぐ発症しやすいがんとなり(死亡率は男性2位、女性1位です)、さらに食生活の欧米化に伴い今後増え続けるだろうと予想されるがんとなりました。
    がん早期発見のため、健診や人間ドックで便潜血検査が必須となり、陽性の場合は 大腸内視鏡による精密検査が必要となりました。
  • 便潜血検査で陽性になった人が大腸内視鏡検査を受けると、大腸ポリープが30-50%のかたに、また大腸がんは3%前後に発見されます。
  • 大腸がんは、ほかのがんと違ってまずポリープという良性の病気の段階(5-10年)を経てその一部が発症します。ポリープが1cmを超えて大きくなるとがん細胞が徐々に出現して、がんに置き換わってしまいます。大腸内視鏡で小さいうちに発見して同時に切除することで、大腸がんのほとんどを予防できることになります。
  • 痔だから、便秘で硬い便だったから便潜血検査にひっかかったと思うかたもいらっしゃるかと思いますが、緊急性はないですので精密検査をうけてポリープがないこと、原因がなんだったかをはっきりさせたほうがよいかと思います。

ストレスの多い現代で最近こんな症状をお持ちのかたが増えています

胸やけする、酸っぱい水があがってくる→逆流性食道炎

  • 逆流性食道炎は胃の中の酸が食道へ逆流することにより、胸やけ(みぞおちや前胸部の焼けるようなジリジリした感じ、ひりひりしみる感じなど)や呑酸(酸っぱい液体が上がってくる感じ)などの不快な自覚症状を起こします。また 胸が詰まるような痛み、のどの違和感や慢性的な咳が持続する患者さんもいます。
  • 胃酸の逆流は食後2~3時間までに起こることが多いため、食後にこれらの症状を感じたときは逆流性食道炎の可能性を考える必要があります。症状のある人は内視鏡検査を受けて 食道の炎症の程度を確認することが必要です。食道炎の程度はおもに改定ロサンゼルス分類(下図)で診断されます。内視鏡的に炎症を認めない場合は「逆流性食道炎」ではなく「非びらん性胃食道逆流症」という診断名になり、内視鏡で食道炎のある場合と ない場合をあわせて「胃食道逆流症」と言います。比較的まれですが、好酸球食道炎という疾患が症状の原因となっていることもあり 内視鏡観察のときには注意が必要です。
    逆流性食道炎に対して 制酸剤などの内服治療を行いますが、内視鏡で食道炎を認めなくても症状に対して制酸剤が有効な場合があります。また最近話題では、機能性ディスペプシア(機能性胃腸障害)という疾患を合併することもあり、その治療が症状の改善につながることも多いようです。
  • 日本ではヘリコバクーピロリ除菌療法を受ける機会も増えて、胃が元気となった結果、胃酸過多の傾向になる人が増えるため 今後 逆流性食道炎の有病率は増加していくと予想されます。胸やけ、呑酸などの症状は日常生活の質を低下させる大きな原因の一つです。適切な治療により症状が改善しますので お悩みの方はご相談ください。
改定ロサンゼルス分類(胃食道逆流症の内視鏡分類)
改定ロサンゼルス分類(胃食道逆流症の内視鏡分類)

何もないのに胃がもたれる・痛む→機能性ディスペプシア(機能性胃腸症)

  • 機能性ディスペプシアは、胃カメラなどで胃潰瘍やがんなどが認められないのに、胃のもたれや痛みを感じる症状のことをいいます。日本人の4人に1人は機能性ディスペプシアを持っているといわれ、決して珍しい病気ではありません。
  • 通常、胃のもたれは食べすぎなどによって胃の機能が低下し、胃の中に長く食べ物がとどまることで起こります。また胃の痛みがある場合、潰瘍などの粘膜障害の場合であれば、その障害が治ると痛みもなくなります。ところが機能性ディスペプシアは、食べすぎや潰瘍ではなく、胃の運動機能などに障害が起こることで、胃のもたれや痛みを感じてしまいます。
  • 機能性ディスペプシアの原因は、精神的ストレスや、過労などの身体的ストレスが原因といわれており、そうした緊張状態が胃のさまざまな機能に影響を与え、胃のもたれや痛みを起こしているのではないか、と考えられています。
  • 食べてすぐの胃の膨満感(すぐにおなかいっぱいになる)、食欲不振、胃のもたれ、胃・みぞおちの痛みなどの症状が続く方は、一度ご相談ください。

慢性的な便秘・下痢・腹痛→過敏性腸症候群(IBS)

  • 腸に炎症やポリープなどの疾患がないのに、慢性的な腹痛をともなう下痢あるいは便秘が起こり、排便すると痛みが軽くなる方は、過敏性腸症候群かもしれません。ストレスによる自律神経の異常によって、腸のぜん動運動に障害をきたすことで起こります。現代社会に急増しており、定期的にひどい便秘に悩まされたり、緊張するとお腹を下すという人の多くがこの過敏性腸症候群ではないかともいわれています。
  • 過敏性腸症候群を発症する原因は、はっきりとはわかっていませんが、最近の研究では何らかのストレスが加わると、ストレスホルモンが脳下垂体から放出され、その刺激で腸の動きがおかしくなり、過敏性腸症候群の症状が出るといわれています。
  • こういった症状に心当たりがある方は、例え過敏性腸症候群でなくとも、他の腸の疾患が見つかる場合もありますので、ぜひご相談ください。

炎症性腸疾患についても診療・・潰瘍性大腸炎

  • 炎症によって大腸の粘膜が傷つき、びらん(ただれ)や潰瘍を形成する病気です。症状は腹痛、頻回の下痢、血便、発熱などです。
  • 腸管免疫機能の過剰な反応によって炎症が起こることは解ってきていますが、なぜそのような反応が引き起こされるのか 根本的な原因はいまだ不明です。 細菌やウィルスによる感染性大腸炎は治療で完治しますが、潰瘍性大腸炎は再燃することが多く、完治というよりも寛解という 無症状の状態を維持することが治療の目標になります。
  • 若年者から高齢者まで発症の可能性がありますが、発症年齢の主なピークは、男性では20~24歳、女性では 25~29歳です。しかし最近では、40代以降に発症する人も多くなっていると言われます。
  • 治療は 5-アミノサリチル酸製剤(5-ASA)の内服治療を軸として、症状や経過によって ステロイド、免疫調整剤(チオプリン製剤)を内服します。重症例では、入院して 強力な免疫抑制剤を使用することもあります。ステロイドで効果のない場合や、ステロイドを減量すると症状が再燃する場合は、生物学的製剤である抗TNF-α抗体が追加されます。最近はJAK阻害薬、α7β4インテグリン製剤といった新たな治療薬も使用可能になっています。また白血球/顆粒球吸着療法という血液浄化療法、座薬や注腸製剤も治療の選択肢です。
    内科的治療が奏効し 病状が安定した「軽症~中等症」の患者さんが全体の9割を占めます。定期的に通院していただき、病状の確認、内服治療を継続します。また、病状にあわせて血液検査や便検査(便カルプロテクチン)、内視鏡検査を行います。
  • しかしながら内科的治療が無効な場合や、大量出血が持続する場合、癌が合併した場合は 手術で大腸全摘術が必要になります。 さらに、大腸全摘術後も回腸嚢炎が発生することがあり、継続して経過観察が必要になります。
  • 1日に頻回の下痢が続いている場合、下痢に下血を伴う場合には潰瘍性大腸炎の可能性があります。診断、検査および治療には専門的な知識が必要な疾患です。専門医にご相談ください。

医院概要

医院名
医療法人新月会 まつした胃腸内科外科クリニック
診療科目
内科 消化器内科 内視鏡内科 肛門内科 腫瘍内科 外科
住所
〒381-0022 長野県長野市大豆島542-1
TEL
026-222-2000
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